リニョン(牛の腎臓)を調理

今日はリニョン(牛の腎臓)を貰ったので調理したいと思います。

牛の内蔵は日本ではあまり馴染みがないかもしれません。
スーパーなどには、ほとんど有りませんものね。

アルゼンチンには内臓専門業者が有るくらい
すごく種類があります。

私自信も内蔵は殆ど食べた事がありません。

妊娠中もレバが食べれなくて
「鉄舐めろ」なんて言われてました。

そんな私が内臓料理に挑戦です。
しかもリニョン(腎臓)!!

腎臓と言うと オシッコを濾す所です。

ですから、やっぱり臭いが気になります。

まずはこの臭いとの戦いになります。

リニョンの形は
写真か絵が有ると分かりやすいのですが
一口パンが鉄板の上でくっついた状態で焼けている所を想像してください。

隙間に有る脂を取り除き、膜を取り
丁寧に何度も水を代え血液を抜いていきます。

これが、なかなか綺麗にならない....

まだか!まだか!と思うくらい
次から次へと水を代えても血液で水が濁る。

血液が臭いの元

この作業で手がふやけてしまったくらいです。

家族に美味しいリニョンを食べてもらおうと?
頑張って洗いました...

綺麗になったら塩水に浸けて1時間。

随分と手間がかかります。

これで美味しくなかったら、悲しい...

と思いながらせっせと調理準備。

アルゼンチンでは炭火で焼いて塩で食べていますが
うちは、主食がお米なので和風を目指します。

フライパンに少し多目のバターを溶かし
リニョンを並べます。

玉ねぎの薄切りも上に乗せちゃいます。

大きめのニンニク2コをすり下ろし加えます。

両面焼き色がついたら白ワイン(酒が無いので)
を回し入れ蓋をして蒸し焼きに。
中まで火を通します。

汁気が無くなってきたら、醤油、塩、コショウで味を整え絡めます。

お皿に盛って青ネギと粉トウガラシをパラパラ。

さあ、出来ました!

反応は?

「臭くない~」

あれだけ 頑張って臭いわけないじゃん!
「美味しい」じゃないのか?!
臭くない~って.....

まあ成功したらしいです。

たくさん有ったので、残りは明日のお昼ごはんで
ちょっと味を変えて卵とじにでもしようと思います。

作った感想

「食べるだけって楽でいいわ。」