サル痘

聞き慣れない言葉だと思います。

私も初めて聞きました。

最近アルゼンチンでも流行っている様です。

聞いた話ですが

猿の水疱瘡と言われており

犬や猫を飼っている人が
背中が痒い、と病院へ行くと
背中に水疱が有り、腕にまでできていて
「サル痘」だと言われて入院したそうです。

患者さんの話では「私はサルなんか飼ってないし触ってもいない。犬や猫しか触ってない」
患者さんの飼っていた犬や猫は保健所が連れて行ったそうです。

私も犬や猫を飼っています。
しかも家族として生活しています。

アルゼンチンの情報は当てにならないので
自分で調べてみました。


「 サル痘 」とは

オルソポックスウイルス属サル痘ウイルスによる感染症
1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)で
人での初めての感染が確認されました。

アフリカ中央部から西部にかけて発生
コンゴ民主共和国、ナイジェリアで発生
英国、欧州、米国でも感染者を確認
世界的に流行っている、ともいえます。

2022年7月14日 世界での感染者数1万人超
2022年7月23日 WHOがサル痘の
「国際的に懸念される公衆衛生上
の緊急事態(PHEIC)」を宣言


「 感染源 」

自然宿主はげっ歯類とされる。
ネズミ、プレーリードッグ、コウモリ


「 感染経路 」

基本的にはウイルス感染したサルやげっ歯類に咬まれたり体液に触れたり、またそれらの加熱不十分な肉の摂取による感染が報告されています。

人から人への飛沫感染や接触感染も感染経路のひとつです。


「 症状 」

潜伏期間 7日~21日

発疹 ( 顔面、手足の末端に多く発症、時間の経過で水疱から膿疱となりかさぶたになります。)
発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫張

発症後2~4週間で症状は治まってきます。
死亡率は1%~10%


日本では感染者は確認されていないようですが

2015年6月11日 フジテレビ「 奇跡体験アンビリーバボー 」で放送されたそうです。


そして「サル疱 」というのは猿の病気では無く
猿も感染する、と言うことのようです。

この事から犬や猫が問題では無く
ネズミが問題な事が分かりました。

アルゼンチンにはネズミがたくさん
普通にいます。
前回もお話しをした様にうちにも
ネズミが出現しました。

ネズミ退治は必要な作業になりそうです....

コロナの次はサル疱、いつになったら平和になるのでしょうか?