サッカーとタンゴと芸術の街《ボカ》

今日は観光地のご案内をしたいと思います。

アルゼンチンで人気の観光地域と言えば「ボカ」です。

旅行ガイドなどにも載っていますが
とてもカラフルでお洒落な街です。

ブエノスアイレスの南側に位置するボカはもともと船が到着する港街でした。
現在はセントロの近くに移され
港は有りませんが
毎日たくさんの観光客が訪れています。


《 カミニート》

観光地区で観光客がたくさんいます。
カラフルな建物にレストランやお土産ものやが並んでいます。

ストリートタンゴも特徴です。

港の移動により廃れていった町並みを生まれ変わらせようと1950年以降アーティストや建築家が彫刻や壁画を施され、今のカラフルな町並みが出来上がりました。

しかしボカ地区は治安が悪い地区です。

観光地区から反れてしまいとガラっと雰囲気が変わります。
観光客がたくさん居る所から離れない事が大切です。

そして観光客が多い、と言うことはスリや引ったくりが多いと言うことです。
お金は分けて持つ事とバッグは体に密着させて持つ事です。


《ボカジュニアのスタジアム》

カミニートから5分程歩いた所に有るサッカースタジアムです。
ボカは皆さんもご存知のマラドーナが所属していたチームです。

このスタジアムには博物館も併設されチームの歴史を見ることができます。

そして1時間程のスタジアム見学ツアーも有ります。チケットによってはロッカールームにも入れるそうです。


《 キンケラ• マルティン美術館》

アルゼンチンを代表する画家
1890.3.1ー1977.1.28

ボカの街をカラフルにした人です。

美術館の裏に住んでいた部屋が有ります。

この美術館の建物
(左)美術館、(右)小学校と変わった建物です。


《タンゴ》

ボカはタンゴ発祥の地です。

ボカの港に帰ってきた船乗りと娼婦の躍りが原型になっています。

レストランやカフェなどでタンゴを観ることが出来ますが、カミニートではストリートタンゴも行われており魅力に触れる事ができます。


私もボカに行きました。

とてもお洒落な街です。
タンゴ大好きな私には魅力的な街並みでした。

アルゼンチンはどこに行っても危険は有ります。
時間と場所(行ってはいけない所)、周囲に対する注意、身なり等の気配りで楽しい時間になるか怖い時間になるかに別れてしまいます。

どこの国でも同じような事が言えるかもしれませんが、その国の情報は大切です。
と言うお話です。

では、観光する機会があったら
是非、楽しんで頂きたいと思います。