ためになる話し

こんなお話が有りました。

「きこりのジレンマ」と言うお話です。

ある村に一人のきこりがいました。

きこりは木を切って
その木を売り
木を売ったお金で生活しています。

このきこりは
とても働き者で
毎日、朝から晩まで働いていました。

このきこりには口癖が有りました。

「忙がしい」
「大変だ」
「時間が無い」

確かにこのきこりの生活は
忙しくて大変なものでした。

そうしているうちに
きこりも年をとり体力がなくなり
その上斧の刃こぼれもたくさんでき
木を今までの様に切ることができませんでした。

そんなある日
旅人が通りかかりました。

その旅人はきこりに言いました。

「私の家もきこりをしています。
その斧をしっかり研いで刃こぼれを直すべきです。
そうすれば、もっと楽に木を切る事ができますよ」

きこりは答えました。
「それは分かっている。ただ私は木を切るのが忙しくて、斧を研いでいる時間が無いんだ。
あ~忙しい、忙しい」

と言うお話です。

どこが為になるか分かりますか?

分かりますよね?

現代人と同じです。

皆、何をしたらいいのか分かっていても
「忙しい」「時間が無い」
を理由にして後回しにしています。

結局、自分がやらないことの
言い訳でしか無いのです。

少しの時間で効率良く物事が進むのに
後回しにしていたら
このきこりの様に年をとってしまいます。
年をとっても変わらない、と言うことです。

きこりの様にならない為に
面倒だと思っていても
後回しにすべきでは無いことは
時間を作りこなしていきましょう!